少し前のことになりますが、3月20日から5月9日まで、7年に1度の飯田お練祭り開催に合わせて、「飯田領主 堀候をテーマとした特別展」が飯田美術博物館で行われていましたので行ってきました。
飯田城に関する資料は、明治新政府によって処分されたり、又、昭和22年の飯田大火によって焼失してしまったと聞いていましたが、多くの堀候に関する文書や書状、品物等が展示されていました。
堀氏の初代から12代までのプロフィール等も説明されており、歴代の城主の様子を興味深く見ることができました。
特に、10代 親寚(チカシゲ)と11代 親義(チカノリ)は、幕末に幕府の重要なポストを勤め、将軍からの信頼も厚かったとのことでした。
そのこともあって、飯田藩は明治新政府からうとまれ、「飯田城の取り壊しや資料の処分が徹底的に行われたのだ」という説があるようです。
飯田城の遺構も、徹底した取り壊しのためかあまり気がつかないんですが、ところどころに少しずつ残っているようです。興味のある方は「飯田城ガイドブック」が、飯田市美術博物館で販売されていますので、求められて散策してみるのも楽しいと思います。
祭処 高坂
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