例年は6月行われる、おもてなし狂言が今年は4月11日に行われます。 約1ヶ月となりました。 沢山のお客様が毎年楽しみにお待ちです。
特に今回は、思いがけないご縁をいただいた、多治見市にお住まいの女性のお客様、20数名様より、お泊りでのご予約をいただきとても期待されているので、私も楽しみです。
先日、茂山狂言会長野社中のお稽古で京都よりおいでくださった 茂山千三郎先生が舞台で、狂言と能のちがいを説明しておられました。
狂言は喜劇、能は悲劇. 狂言の笑いを誘うあの姿はたしかに楽しい、そして先生は例のごとくワッハ.ッハ.ハ.と大きく笑い声をあげた。
能は女性の悲しみ、六条御息所や夕顔の例を出された。 あの能 独特の面や装束は、それだけで悲しみが表れているような気がする。
能はしばらく遠のいていましたが、先生のお話を伺ったら、源氏物語を思い浮かべ、親近感を覚えます。
まもなく卆寿で人間国宝という神様のような茂山千作の舞台を、近くで拝見出来るなんて夢のようです。
おもてなし狂言、本当に楽しみです。
しずえ
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